2018年5月アーカイブ
仲間と一緒に、「熟成本山茶」用のお茶を井川のお茶蔵に預けに行ってきました。
30cmの厚い壁のお茶蔵の中は夏でも気温が20℃くらいまでしか上がりません。
6,7月、9月以降は15℃程度以下で推移します。
茶葉に力のある本山茶は蔵の中で秋に向けて少しずつ熟成してゆきます。
10月末が楽しみです。 \(^o^)/
農協の方がお茶壺を預けに来ました。
記念撮影です。
このお茶壺は10月末に久能山東照宮で開催の
「口切の儀」でお目見えです。
お茶蔵から100m程離れたところにお茶蔵の屋敷跡が
あります。今は林になっています。
柱の礎石が残っていたはずですが探せませんでした。
3月頃、「今年の新茶は順調だ」との触れ込みが大勢を占めていました。
実際4月初めの芽伸びの様子は例年になく早く外見は順調に見えました。
ところがそうは言ってもお茶を拝見すると必ずしも良いお茶ばかりではありません。
毎年のこととはいえ、仕入れの際の拝見は慎重真剣にならざるを得ません。
順調すぎて芽が大きくなりすぎて摘期を逸したもの、寒の戻りの影響があったもの...。
色々ありました。
色々ある中で工夫をして毎年のお茶にするのがお茶屋の仕事です。 !(^^)!
今日の朝茶は「梅ケ島」(1080円/100g) ( ^^) _旦~~
今年の天候に苦労した産地の一つです。
社員は「うまい」と言いましたが、もう少しコクが欲しいところです。 (^_^;)
秋になってどう変化するか経時変化に興味津々です。
今日も1日、お元気でお過ごしください。 \(^o^)/
永年お付き合いしている川根の杉谷さんが和紅茶の1番茶を持てきました。
品種はさまざま。するがわせ、Z1、在来、やぶきた、ふじみどり。
今年は5年ほど前に苗を送って育ててもらった ”べにひかり” もようやく単一品種で紅茶になりました(一番左)。 !(^^)!
仕上げるのは7月末か8月です。
「深蒸し煎茶は淹れ方が簡単です。」とよく言われます。
でも、湯温もさることながら急須の扱いで味わいが大分変ります。
下の画像で2番目左側、急須を静かに傾けると透明な浸出液が出てきます。
上質のものであれば品の良い甘みが有ります。
大方は物足りないというでしょう。で、急須を1,2回回すと緑のオリが出てコクが増します。
急須は幾つかの湯呑みに注ぎ分けるだけで(いわゆる手返しをするだけで)オリが泳いで湯呑みに出ます。
どんな香味を目指すのかによって深蒸し茶でも急須の扱い方が変わります。
貴方のお好みはどれでしょう。
今日の朝茶は「深蒸し茶」(648円/100g)
今年のお茶は渋みが少なく軽やかです。 ( ^^) _旦~~
2煎目は更に濃厚になります。
今日も1日、お元気でお過ごしください! \(^o^)/
新しい週の始まりです。
昨日は日本茶インストラクター協会が主催する「日本茶AWARD2018」の全体会議でした。
日本茶AWARDも今年で5年目。様々な方面から反響を呼び、注目度も上がってきました。
気を引き締めて、日本茶の発展に繋がるような事業にして行きたいと思っています。
今日の朝茶は「青嵐」(648円/100g)。
普段遣いの気軽に美味しく飲めるお茶です。 ( ^^) _旦~~
高級茶もさることながら、こういうお茶がもっと沢山飲まれるようになると業者としても業界としても有難いですね。 !(^^)!
現実は逓減気味。 (^_^;)
一方で加工用抹茶の需要が急増してそちらの市場や生産現場は混乱、いびつな状態になっています。
2割成長が理想でしょうか!
今日も1日、「1年2割成長」を目指して元気でお過ごしください。 \(^o^)/
遠くからお見えのお客様が本山手摘み茶を数種類お買い求めいただきました。有難うございます。
それで、一度やっておかなければと思ていた昨年のお茶との比較をしてみました。
右から内牧杉本さんのさえみどり、同やぶきた、森内さんのやぶきた、足久保共同のやぶきた、清沢梶山さんのやぶきた、大川佐藤公敏さんのやぶきた、梅ケ島のやぶきたです。(公敏さんは昨年はありませんでした)
手前がH30年産、奥がH29年産です。
全体的に味は昨年が濃厚、今年が軽やかで甘めです。
出来は人によって違いがあって昨年のほうが少し良かったもの、今年の方が優れているもの、まちまちです。
何れにしてもどのお茶も美味しいお茶です。 !(^^)!
贅沢な審査でした。 \(^o^)/
産地別のお茶も一通り揃って、お客様にもいろんなお茶をご紹介できるようになりました。
手摘みの本山茶も内牧3種(杉本さん/さえみどり・やぶきた、森内さん)、足久保、梅ケ島、奥藁科(清沢、大川)と勢揃いです。 !(^^)!
今年のお茶は少し軽めの香味ながら渋味が少なく美味しいお茶に仕上がっています。
里から奥へ行くほど出来栄えがいい感じです。
今日の朝茶は「駿府本山茶」(1080円/100g)
ハサミ刈りの本山茶、安倍筋と藁科川筋のお茶のブレンドです。
こちらも良い感じのお茶に仕上がりました。良い渋みです。 ( ^^) _旦~~
午前中降る予想が外れて良い天気です。
どこかへ出かけたくなりますね!
当店は開店、皆様のお越しをお待ちしています。 \(^o^)/
静岡県産1番茶も終盤を迎えました。
本山、清水、天竜、富士、富士宮辺りだけです。どちらもあと2、3日。
13日は工場は休みにしましたが(お店はオープン)、1日で疲れは取れませんネ。 (^_^;)
今日の朝茶は本山清沢のお茶です。芽も大分コワくなってきました。
100g400円売り用のお茶になります。
味はさすがに薄いですが、いい内容です。水色も良いですね。 ( ^^) _旦~~
今日は暑くなりそうですね。
水分補給を忘れずに、健やかにお過ごしください。 \(^o^)/
ひと口に「番茶」と言っても様々です。
① 秋に刈り取られる「秋冬(しゅうとう)番茶」。最も安い価格のお茶、ほうじ茶の原料や玄米茶の原料にもなります。
② 「刈り番茶」1番茶の伸びた芽の上だけを刈って煎茶にし、残った大きな葉を再度刈って製茶したもの。
煎茶と同様の製茶をします。これもそのまま飲んだり玄米茶原料やほうじ茶原料にもなります。
③ 「2番茶」は煎茶になりますが、安い価格帯のお茶を総称して「番茶」と呼ぶこともあります。
価格で言えば100g400円以下のお茶でしょうか。
④ 「焙じ番茶」。東北・北海道では「番茶」と言えばほうじ茶の事です。
ほうじ茶を「番茶下さい」などといいます。
⑤ 地方で昔ながらに作られる「日干番茶」。(阿波晩茶、美作晩茶、...等々。)
「晩茶」の字を当てることもあります。むしろこちらの方が多いかも知れません。
東北地方からお電話で「番茶下さい」と御問合せ頂く場合は「緑色のお茶ですか、茶色の葉っぱのお茶ですか?」と訊いています。
この訊き方が一番分かりやすいです。 !(^^)!
お茶を審査する時にお湯の色のことを “ すいしょく " といいます。
製造が上手に出来ていれば、3煎目4煎目もきれいな水色です。 !(^^)!
どこかにミスがあると赤黄色くなったり黒黄色くなったりします。
今日の朝茶は富士宮のお茶です。
風味は少ないけれど上出来のお茶です。 ( ^^) _旦~~
普段遣いのお茶のブレンド用です。低価格帯のお茶にも手は抜きません。
今日も1日、爽やかにお過ごしください。 \(^o^)/
湯呑が1煎目。 湯冷ましが2煎目。 左が3煎目。 右が4煎目。 水色が綺麗です。
八十八夜新茶の出荷を終えると1000円売りから徐々に低価格品の仕上げに移ります。
昨日の仕上げは800円売りにブレンドする本山茶です。
足久保内牧清沢を使いました。良い感じに仕上がりました。 !(^^)!
今日の朝茶はその800円売り用の本山茶。
このお茶を主体に販売用のお茶をブレンドする時、このお茶を「親茶(おやじゃ)」と言います。
甘く爽やかに出来ました。 ( ^^) _旦~~
「清風」(864円/100g)の出荷準備が整いました。
今日も1日、お元気でお過ごしください。 \(^o^)/
「『拝見場の汚いお茶屋には茶を売るな』と言われている」とは昔、市内の斡旋業者さん(才取り)から聞いた話し。
そう云うところにお茶屋の仕事に対する姿勢を見ているのでしょう。
それ以来、出来る限り拝見場をきれいに保つようにしていますが、忙しくなるとつい散らかし気味になります。(^_^;)
でもそれは、頭の中が整頓できなくなる前兆でもあります。
身の回りを常に片付けておけば気持ちもすっきり、仕事の効率も良くなります。 !(^^)!
綺麗にしたら、お茶の拝見です。
八十八夜の新茶、足久保、清沢、大川などを並べてテイスティングです。
どれも綺麗な薄黄色の水色です。 \(^o^)/
味香りとも少し薄めですが、どれも本山茶の良い香りです。
八十八夜新茶、定番売れ筋「瑞祥」(1080円/100g)を発送し少しほっとしています。
これから500円売りの煎茶や茎茶が待っています。
まだまだ、終わりません。 !(^^)!
安倍川藁科川流域のお茶「本山茶」も、川奥の方からも茶が出てきました。
「八十八夜の別れ霜」と言いますが奥のお茶は5月に入ると矢張り香りがグッと出てきます。 \(^o^)/
画像の上が安倍奥「梅ケ島」、手前左が「足久保奥」、右が奥藁科「清沢」です。
この香り静岡県内では川根天竜など川の上流域のお茶だけのものです。
これが出てくると嬉しくなってきます。 !(^^)!
他人が見たらニヤニヤ気持ち悪いかも知れません。 (^_^;)
5月になりました。
本山の奥藁科(清沢、大川地区)のお茶も出始めました。
丁寧に揉んだ針のような形状、山のお茶ならではの香りが良いですね。
今日の朝茶は「奥藁科」毎年お世話になっている自園製造のお茶です。
何十人が集まって大型の茶工場を作り葉を持ち寄って製茶する協同工場では無く、個人農家が1軒で製茶するのを「自園」と云います。
その中で優秀な茶農家のお茶と長年付き合いさせて頂いています。
お客様が待っているお茶です。 ( ^^) _旦~~
毎月一日は「静岡お茶の日」。試飲もして頂けます。お買上げ頂いたお客様には一煎パックプレゼントもあります。
是非お出掛け下さい。
今日も1日、元気でお過ごしください。 \(^o^)/
最近のコメント